平日の朝、JR関内駅南口に降りました。わたしがここへ来る理由は一つだけ、そう、横浜地裁裁判傍聴です。
2021年9月から約1年半ぶりの裁判傍聴ですが、変わらないのは夜勤明けだということです。。。
それでは開廷します。
①【新件】窃盗
開廷時間となっても被告人現れずといった初めての状況、保釈されているという事ですね。へ~こんな事ってあるんだ~。弁護人も最近連絡が取れていないと言う。15分待って来なければ今日は先に進めませんとの事。という事で別件へ。
②【新件】神奈川県迷惑行為防止条例違反
被告人は中国国籍の若い女性、「こんにちわ、キャバクラいかがですか?外国人3000円、日本人4000円ですよ」と声を掛けた男性が、まさかの巡回中の私服警察官で御用。いわゆる客引き行為ですね。
前科3犯、これら全て同罪名で罰金刑となっている。前回の裁判では次やったら罰金刑だけじゃ済まないよと言い渡されていたにも関わらず今回で4回目。
足が悪く働くのが困難な年金受給者の日本人の旦那さんとの二人暮らし。年金だけでは足りず困窮し、普通の仕事よりも実入りが良いと思い、週に4~5日22:00~04:00頃まで酔った男性に声を掛ける。これで得た報酬は、家賃、食費、光熱費といった生活費へ。やっちゃいけないことだけど、毎日が苦しいんだろうなぁ。。。
検察側の求刑は懲役6月。これに対し、弁護側は執行猶予と。。。
③【新件】逮捕監禁致傷、傷害
やせ型長身坊主頭の大学生。不貞腐れたようにも見え、何か不満をため込んだようにも見える。裁判官とは大きな声で堂々としたやりとり。
検察側が読み上げる公訴事実から、複数人が登場し、車両も複数台でてきていて、場所も何か所か移動しており実際なにが起こったのかよく理解できなかったんだけど、ようは数人で駐車場で被害者を暴行し車に押し込み連れまわしたといった内容かな。
被告人は自分は殴ったり蹴ったりといった暴行はしていないと主張。やってもない事をやったという調書になっていることが不満なのか、怒りとも感じられる態度と声量だった。防犯カメラには複数人が車に押し込む映像が記録されているそうですが、裁判官もこれでは情報が不十分と判断した為、検察側はもう一度詳しく他の人物の調査もした上で追起訴するとの事。
他にも、道路交通法違反やら大麻取締法違反などの案件が沢山ありました。この世の中、生きていれば色々なことが起こりますが、少々貧しくても心穏やかに過ごしたいものですね。フツーで充分幸せなんですフツーで。
またね✋